『インフルエンザ・ワクチンは打たないで!』

鼻にスプレーするインフルエンザワクチンが

登場し、注射を嫌がるお子さんへの接種を検討

されている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、その前に、インフルエンザワクチンに

関する「真実」が書いてある貴重な本を紹介

させてください。

「インフルエンザ・ワクチン、どうしてみんな

打つのでしょう。もちろん、効くと思っている

からでしょう? でも、まったくと言っていい

ほど効かないのですよ。これは私たちウイルスを

学んだ者にとっては常識です。」

これは、ウイルス学を修め、医学博士である

母里啓子(もり ひろこ)さんが書かれた

『インフルエンザ・ワクチンは打たないで!』

(2007年、双葉社)という本の冒頭の言葉です。

私がお伝えしたいのも、インフルエンザワクチン

は効かないため、接種しない方が良いという

点です。

以下では、その「効かない理由」について詳しく

ご説明しますので、興味のない方はこの先を読み

飛ばしていただいて構いません。

目次

大規模な比較調査

インフルエンザワクチンの効果について、約40年

以上前、群馬県前橋市で行われた5年間にわたる

大規模な比較調査があります。

きっかけは、前橋市で一人の生徒が学校での

インフルエンザワクチン集団接種後にけいれんを

起こしたことでした。これをワクチンの副反応と

判断した医師会は、市として集団接種の中止を

決定しました。そして、集団接種を続行した周辺

の市と、インフルエンザの流行状況を徹底的に

比較しました。その結果、集団接種を行っている

地域と行っていない地域とで、インフルエンザの

流行の規模に明確な差がないことがはっきりと

証明されたのです。

この調査は、当時の小中学校で集団接種が

行われていた制度に疑問を投げかける大きな

根拠となりました。

効かない最大の理由:ウイルスの変異

インフルエンザワクチンが効きにくい最大の

理由は、このウイルスがとても変わり身が

早いという特性にあります。その変異の早さは、

ある人に感染して、それが治る頃には体内では

もう変わっているものがあるほどです。

インフルエンザワクチンは、その年の流行を予測

して作られます。つまり、流行する数ヶ月も

前に、その年に流行しそうな株の型を決定し、

製造していくのです。ただでさえ変異が速い

ウイルスに対し、予測して製造された

ワクチンが、実際に流行したウイルスに適合する

確率は、まさに宝くじに当選するレベルに等しい

かもしれません。たとえ、昨年と同じ

「インフルエンザA型(H1N1)」というウイルスが

流行したとしても、そのウイルスは既に多くが

変異した別の性質を持つウイルスになっており、

当初のワクチンは効果を発揮できないのです。

ワクチンはウイルスに追いつけない

「『インフルエンザ・ワクチンは打たないで!』

が出版された2007年から、今は技術が進歩し、

ワクチンもアップデートされて効果が上がって

いるのではないか?」と疑問に思われる方もいる

かもしれません。しかし、残念ながら、私たちに

注射されるインフルエンザワクチンの基本的な

製造方法は、約40年前から変わっていません

毎年更新されているのは、その年の流行を予測

した「ワクチンの元となるウイルス株」だけです。

ワクチンそのものの製法(鶏卵でウイルスを培養

し、不活化する手法など)は旧来のままであり、

ウイルスが変異するスピードには対応できて

いないのが現状です。

ワクチンの副反応というリスク

「いくら効果がないと言っても、インフルエンザ

ワクチンは打っておいて損はしないだろう」と

思われるかもしれません。しかし、残念ながら

「損をしない」とは言い切れません。なぜなら、

インフルエンザワクチンは、薬事法で「劇薬」に

指定されているからです。実際に、現在でも接種

後の副反応報告は続いており、健康被害の事例も

存在します。さらに、著者の母里さんは、報告

されている副反応の数は氷山の一角に過ぎない

可能性を指摘しています。

ワクチンを受けない選択

インフルエンザワクチンは、そもそも「感染を

防げない」、「重症化を防げない」という限界を

持つワクチンです。

効果が期待できないどころか、前述の通り「劇薬」

指定の医薬品であり、副反応のリスクを伴うと

いう点で、健康に「害毒」となり得る可能性も

あります。

インフルエンザ自体は、通常、健康な人に

とっては死に至る病ではありませんので、過度に

恐れる必要はありません。

これからは、インフルエンザワクチンを受けない

選択を検討されてはいかがでしょうか。

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