受験生に必要なもの

いよいよ受験シーズンが始まりました。

受験生の子が、試験当日に体調を崩さないように、

親としてはかなり気をつかいますよね。

「手軽に免疫力を上げたい」と考えたとき、

まず思いつくのは「ヤクルト」や「R-1」、あるいは

「免疫ケア」のCMでおなじみの乳酸菌入り飲料

ではないでしょうか。

しかし、ここで一度立ち止まって考えてみて

ください。乳酸菌飲料を飲めば、そんなにすぐに

免疫力が上がるものでしょうか。

お薬を飲んですぐに病気が治るわけではない

ように、そんな単純な話ではありません。

むしろ、体には負担がかかるので、なるべくなら

控えた方が、冴える頭になると思います。

大切な試験を前に、あえて乳酸菌飲料を控えた方

が良いと考える理由。 それは、大きく分けて

次の3つです。

目次

さらにストレスがかかる

「甘いものを飲んでリラックス」と思いきや、

体の中では逆のことが起きています。 液体で糖分

を摂ると、血糖値が急激に上がって急降下する

「血糖値スパイク」が発生します。

この激しい変動が起こる際、体の中では

「酸化ストレス」というものが発生します。

簡単に言えば、体がサビつくようなダメージ

受けている状態です。

「受験のプレッシャー」という精神的ストレス

に、「酸化ストレス」という肉体的負荷が加わる。

この二重のストレス状態では、免疫力が上がる

どころか、むしろウイルスと戦う力が削がれて

しまうのです。

ケトン体が作られにくい

さらに見逃せないのが、脳のパフォーマンスへの

影響です。

人間は糖分が切れたとき、代わりに脂肪を

燃やして「ケトン体」というエネルギー源を

作り出します。このケトン体こそが、脳を

リラックスさせ、深い集中力(ゾーン)を

生み出す鍵となります。

しかし、糖質の多い飲み物を頻繁に摂っている

と、体は常に糖を燃料にしようとするため、

ケトン体モードに切り替わりません。

つまり、良かれと思って飲ませている糖質が、

「冴えわたるはずの頭」にロックをかけて

しまっている可能性があるのです。

お腹の不調

最後にして最も切実な理由、それは「お腹の不調」

のリスクです。

乳糖不耐症

乳酸菌飲料には「乳糖」が含まれていますが、

実は日本人の多くは2歳を過ぎると、この乳糖を

分解する酵素が減っていく「乳糖不耐症」だと

言われています。

受験期の子どもたちも例外ではありません。

もし乳糖不耐症の傾向がある子が、良かれと

思って乳酸菌飲料を飲み続けたらどうなる

でしょうか。

  • お腹がゴロゴロと鳴る
  • ガスが溜まってお腹が張る
  • 急な腹痛に襲われる

静まり返った試験会場で、お腹の音を気にしたり

痛みをこらえたりしていては、肝心の試験問題に

集中できるはずもありません。

私自身の苦い経験

実は、私自身がそうでした。 かつては健康のために

と毎日のようにヨーグルトや牛乳を飲んでいました。

しかし、常に授業中はお腹がゴボゴボと鳴り、

おならを我慢することに必死だったのです。

「体調管理のため」と信じて疑わなかった習慣が、

実は自分を苦しめていた……。大人になって、それが

乳糖不耐症のせいだったとはっきり分かった時、

もっと早く知りたかったと痛感しました。

タンパク質「カゼイン」による腸内の炎症

さらに、乳製品に含まれる「カゼイン」という

タンパク質も厄介です。 カゼインは消化が

難しく、腸の中で未消化のまま残ると炎症を

引き起こす原因になります。これで便秘や下痢

などの腸の症状が起こります。

ケトン体質を手に入れる

「では、乳酸菌飲料を控える代わりに何をすれば

いいの?」

その答えは、糖質に頼らないエネルギー源

「ケトン体」を使える体にシフトすることです。

ケトン体質(脂肪を燃焼してエネルギーを作る体)

に切り替わるには、たった1日糖質を抜くだけ

では足りません。体が完全に適応するまでには、

最低でも3〜4週間はかかります。

そのために、普段から糖質(甘い飲料や炭水化物)

を控え、その代わり、動物性のタンパク質と脂質

しっかり摂ります。具体的には

やせるために肉・卵・チーズを食べよう! 」で

紹介したMEC(メック)食がいいですね。

ケトン体質に変わると、驚くべき変化が起こります。

「お腹がすいて集中できない」という感覚が

消えていくことです。

お腹も心も安定し、脳がクリアに冴えわたる状態。

この「ケトン体質」という武器を手に入れれば、

本番であなたが持つ本来の力を120%発揮し、

最善の結果を勝ち取ることができるはずです。

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