コロナワクチンの騒動で、国や組織が提示する
「基準」の危うさを感じた方も多いのではない
でしょうか。実は、厚労省が定める脂質異常症の
診断基準も、それがすべてではないかも
しれません。
健康診断の結果を見て、LDLコレステロール
(悪玉)の数値に不安を覚えていませんか?
でも、ちょっと立ち止まって考えてみて
ください。その数値が上がることが、本当に
脳梗塞や心筋梗塞へ直結するものなの
でしょうか。
私が多くの本や論文を読む中で出会ったのは、
今の常識とは真逆の事実です。しかも、それは
一部の極端な意見ではなく、患者一人ひとりの
不調に真摯に向き合う医師ほど、
「コレステロール=悪」という固定観念とは
遠くにいます。
テレビの健康番組で、〇〇大学の教授たちが
どうしても口にできない「不都合な真実」が
あります。今回はその1つを紹介します。
コレステロール値が下がると死亡
リスクが上がる
◎低いコレステロール値は高い死亡
リスクと関連がある。
◎スタチンが心血管病を抑える効果
は、コレステロール値を下げる作用に
よるものではないと考える十分な理由
がある。
◎全体としてみると、コレステロール
値の低下は明らかに健康のためになる
という考えを裏付ける証拠はない。
ジョン・ブリファ 訳=大田直子
邦題『やせたければ脂肪をたくさん
とりなさい』(朝日新聞出版、2014)
以前の記事「「悪物」は誤解!? コレステロール
は体に不可欠 」でもお話ししましたが、
コレステロールは体に不可欠な存在です。
健診結果で「LDLコレステロール(悪玉)が高い」
と焦る前に、まずは中性脂肪(TGまたは
トリグリセリド)の値をチェックしてください。
もし「LDLコレステロールは高いけれど、
中性脂肪は低い」という状態なら、実は心配する
必要はないかもしれません。本当に警戒
すべきは、両方が高いケース。こういう場合は、
中性脂肪を下げるために「脂質でなく、糖質の
コントロール」が必要になります。今日から
「糖質を控え、タンパク質や脂質をしっかり摂る」
という新常識へシフトしましょう。
